おまけのお金
「バビロン大富豪の教え」を読んでいて、気がつくと最後に涙が流れていた。
現在時刻6時です。
「バビロン大富豪の教え」を読み終わりました。
僕はお金についてわかったようなふりをしていて何もわかっていなかったのかもしれない。
今まで、親の脛をほぼほぼかじり続けて生きてきたのだからわからなかった。
お金の生み出し方を僕は勘違いしていた。
主観的にものを見ていた。
お金ってのは稼ごうと頑張ることが大事なのだと思っていた。
今は少し違うかもしれない。
お金のために働く。それでもし年収1000万円を超え、月に100万近くもらえたとしても、最初は嬉しくても必ず飽きてしまうのだろう。
それは幸せと呼べるのだろうか。
2年ほど前、本当にお金がなく毎晩夜勤をしていた。その月の給料は、現在の給料よりも多い。
財布に100万入っていた時もあった。
だがその時感じたのは、なんというか虚無感。
「俺は何をしているんだろう」そう感じていた。
現在の手取りは決して多いものではない。皆不満を漏らしている。僕もその一人だった。
でも実は密かに2年前にはなかった幸福感を感じることがある。
それは彼女のことを考えた時。
それまで僕は自分のために金を集めていた。1人で。そこで行き着いたのは、虚無感だけであった。何一つ幸せなどなかった。
「バビロン大富豪の教え」が最後に出してくれた答えが「お金はおまけ」
何のおまけかというと、他人のために頑張った仕事の他人からの「感謝」のおまけ。
感謝されてもお金は発生しねーよ!そう思ったでしょ?
僕もその考え方でした。
合理的に考えれば感情なんてなんの意味もない。
質を上げるより量だ!
そう思っていた。
でも自分に置き換えた時、感謝するからお金を払っても満足するし、またお金を払ってもいいかなと思える。
僕は今まで人のために頑張るなんてしてこなかった。
お客さんにこれでもかというほどの接客などしたことがなかった。
バイトでそこまでする方がおかしな話なのだが。
そもそも、時間を切り売りしているバイトという働き方では感謝のために働こうとはなるはずもない。
このブログを書いた一連の気持ちは今いっときのものなのかもしれないが、
この本が僕の中のお金の考え方を変えた。
夢物語のようで世の中の真理は人間の感情。
お金を生み出すためには相手を喜ばせること。
たとえお金は増えなくとも相手が喜んでくれるのならば、
心が満たされる。
お金を得ることと、幸せになることが同意ではない。
他人を幸せにすることで自分が満たされ幸せになる。
そこで他人が幸せの対価としてお金を支払う。
その後のお金の使い方は貯まった時に考えるとしよう。
頑張る方向が見つかってよかった。
今はそう感じている。
以上、ここまで読んでくれてありがとうございます。
また明日!